個人事業主が法人化を検討するタイミングとは
個人事業主として、事業が順調に進み、事業規模が大きくなると法人化を検討するのが一般的です。しかし、いつ、どのタイミングで法人化を検討すればいいのか、具体的な時期についてはわからないという場合も少なくありません。そのため、論理的にどのタイミングで検討すべきかを理解しておく必要があります。以下では、個人事業主が法人化を検討すべきタイミングについて、様々な観点でご説明します。
■売上・利益
個人事業主と法人では課される税金が異なります。個人事業主の売上には所得税が課され、法人の売上に対しては法人税が課されます。
これらは税率が異なり、所得税は累進課税制度で所得が高くなるにつれて課税率も高くなっていきます。それに対し、法人税は800万円以下は15%、800万円より多い場合は23.2%です。さらに他にも地方税など組み合わせると基本的に800万円より大きい場合は36%ほどになります。
つまり、個人事業主で所得税が36%を超えそうな場合、法人化を検討すべきであると言えます。所得が900万円を超えると、所得税率は33%となるため、900万円に近づいてきたら検討する段階にあります。
■消費税
基本的に、個人事業主であっても、法人であっても売上が1000万円を超えると消費税を納める必要があります。
そして、これは1000万円を超えた2年後に支払う義務が生じます。
この翌年に法人化すれば、さらに2年間先延ばしすることができるため、節税に繋がります。
他にも社会保険、社会的な評価といった観点においても検討することができます。あらゆる要素を考慮して判断する必要があるため、賢く経営するためにもしっかりと理解しておくことをおすすめします。
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代表税理士
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私は会計事務所を自分で開業の後、義父の事務所を承継しました。つまり起業家として、また二代目経営者としてと、2つの経営に関する大きな節目を経験しました。初代としてのヒト・モノ・カネの無い辛さ、二代目としての初代と比べられる悲哀も十分に経験させていただきました。 同じような境遇・悩みを抱えておられる経営者の力になれればと思います。これまでも、またこれからも一会計人・一コンサルタントとして人生を全うするつもりです。
事業を起こし成長させながら継続するということは本当に大変なことです。
その大変さのなかで頑張っておられる経営者に、少しでも寄り添える職業会計人・財務コンサルタントとして精進いたします。是非、ともに成長していきましょう。
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- 自己紹介
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昭和42年7月生まれ(51才)
専門学校卒業後、大阪市西区に所在する浅田会計事務所(現 税理士法人浅田会計事務所)に入社。12年間の勤務を経た後、税理士試験に専念するために退職。
2年間の浪人生活を経て税理士試験合格の後、平成15年4月に大阪市中央区に杉田会計事務所を開設する。
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- 経歴紹介
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専門学校を卒業して以来一貫して税務・会計業務に携わっています。
平成23年に野瀬会計事務所を営んでおりました義父が亡くなり、2つの会計事務所を1つにまとめました。
早いもので、振り返ればこの道一筋で30年も経ちました。
その間に培われた税理士としての実務能力や銀行等の金融機関との交渉、また相続における人と人の利害関係の調整能力にも自信があります。近年では認定支援機関としての業務やキャッシュフローコーチとしての活動にも積極的に取り組んでいます。
また、外部の弁護士・司法書士・行政書士・社会保険労務士等とのネットワークを駆使し、ワンストップでお客様の悩み事の解決を実現いたします。
事務所概要
事務所名 | 杉田会計事務所 |
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